2020年10月25日日曜日

アメリカ本土防衛シナリオ 1988年

  冷戦サバゲというイベントが開催されたので参加してきました。1988年設定の米軍で。

冷戦という言葉を極大解釈した結果、「第3次世界大戦が起こり、アメリカ本土にワルシャワ条約軍が上陸してきた」というアメリカ本土防衛設定で参加してきました。

 ユニットは例によって合衆国陸軍第7歩兵師団です

 


左から 

6時半に起きた男【仮名:M203射手】

すべてを手に入れたもの【仮名:ライフル班班長】

マキシマリスト【仮名・ライフル】

筆者【SAW射手】

 

ゴアテックスパーカーとTLBVを着たり、M249SAWを投入したりと、今年のはじめにやったときに比べて、新しい試みを導入したりしました。

統制を取る際にはかなりゆるめの規定にしてたんですけど、当日までに新型のスピードレースのオールレザーコンバットブーツを手に入れたり、ヘルメットの偽装も完璧に仕上げてくれたのでもう感謝しかありませんでした。


手始めに喫煙所を奪還し、一服してるところ。


午前中いっぱいは撮影タイムだったのでとりたい写真を撮ることができました。

軍服を着て遊ぶイベントならではの撮影タイムって感じでめちゃくちゃ楽しかったです。



 SAWに関しては、実物の200連マガジンをつけて5.56mmのベルトリンクを入れたものをで運用しました。

 

部隊にM203があると、射撃音で元気になれるのでいいですね。

 作戦終了後崩壊してたけど...

 


 午後は軽くゲームもあったので僕もライフルマン用の装備にチェンジして参加しました

5年以上米軍の格好をして遊んでたけど、初めてドイツ人(東ドイツ)と激しい銃撃戦を行いました。


 
本来はM9銃剣にしなくてはならないんだろうけど、数が間に合わなかったのでM7銃剣の混合で運用しました。

 

実はTLBVをちゃんと米軍で使うのは初めてだったりした。

 

様々な国々の軍隊をやってる人とあえて知らないことを教えてもらえたりして楽しいイベントでした。 

(写真撮影 ソーメン様 ジョニー様 )


2020年9月26日土曜日

ベトベトしてたよなあ?

 唐突だが、コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2をあなたはプレイしたことがあるだろうか? (読んでいるあなたがプレイしていようが、していまいが関係なく話を進めていくのでつまらなかったら破線の部分まで読み進めてもらって構わない。)

 


 

  書いてる本人自体は、中学生の頃に必死こいて寝る時間を惜しんでマルチプレイで遊んだり、神シナリオのシングルプレイでは米軍第75歩兵連隊の隊員となり、ロシア軍と死闘を無限に繰り広げていたことが昨日のことのように思い出せる。

  ちなみに、今年はリマスター版も販売されたので定期的にシングルプレイを周回している次第である。

  さて、熱狂的な仲間内ではゲームに登場する装備を揃えて「CoDサバゲ」に参加する予定だが、昨今の事情によりイベントが中止になってしまった。そんな中、不完全燃焼のまま今年も残り3ヶ月となってしまったわけである。

 それと同様にベトベトマニアも春の開催が中止になり、前々から言っていた「仲間内で第25歩兵師団で出れたらいいね~」なんて話もお流れになってしまう。

今回9月のベトベトマニアではその思いが爆発し「MW2みたいな戦闘がしたい」っていう目標を立て、第25歩兵師団で参加してきましたって話。 


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 さて、意味不明な前置きは終わりにしてベトベトマニアVoL.9についてです。

 とりあえず着るものは1月に準備しておいたものをそのまま利用

 

今回は小隊長をやるので「士官学校卒の新米野戦少尉」的なのでやってみた。レンジャータブつけた以外は特になし。

 小隊長をやる以上、なんかしら考えといたほうがいいなとか思ってたので、「小隊を2分隊に分けて、さらに2人組を作って互いに相棒に責任を持つ」という方式を採用。(決してめんどくさかったわけではない)

加えて2分隊編成で射撃班と機動班に分け、効果的な小隊運用をすることを目標とした。本当はあと6人小銃手がほしかったけども、こればっかしは仕方ない。

当日の25歩兵はどっかしらの師団の人間が入って混成師団になるんじゃないかという予測があったんだけど、これは見事に外れて身内だけ(※個人参加の方が1名いた)の「お友達小隊」となった。以下に備忘録として小隊編成を記しておく。

 

第25歩兵師団第27歩兵連隊隷下「ハンター」小隊

小隊長:俺

第1分隊(機動班ならびに小隊本部を兼ねる)

班長:飲酒マニア(仮名・M203射手兼務)

無線手:海賊(仮名)

衛生兵:偵察マニア(仮名)

小銃手:個人参加の人

第2分隊(射撃班)

 班長:袖切マニア(仮名)

機関銃:平成ライダーマニア(仮名)

機関銃助手:ソ連軍マニア(仮名)

M79射手:ラスト・アクション・ヒーロー(仮名)

小銃手:すべて手に入れた男(仮名)



↑は小隊長と第2班ならびに衛生兵との記念写真

 脳内設定としては、「M203が配備されて試験運用をするための小隊」みたいな感じ。

員数不足により本来独立させるべき小隊本部要員が第1分隊の主幹を占めているのも仕方ないといえば仕方なかった。

 結論から述べると、戦争ごっこでお友達小隊を編成することはメリットしかないことがわかった(当たり前だろ!とかツッコミはなしね。実際なんでもやってみないとわからんし)

メリットとして、

・装備・携行火器の統制が取れ、役割の割り振りがしやすい。

・全員が道を知ってるのでポイントマンを誰にでも任せることができる。

・小隊員が率先して小隊長の掌握下に入ろうと努力をするため、指揮並びに状況が把握しやすい。

等々がわかった。 特に三番目のは指揮する者としてめちゃくちゃ助かった。


2020年8月11日火曜日

雑記(2020.08)

いきなり梅雨が開けてめちゃくちゃ暑いですね。
最近(と言っても春先くらいの出来事もあるけど)起きたことをつらつらと。

1. M14のセレクターロックがついた


 おそらく「誰もトイガン用パーツで出すだろう」とは思ってないパーツを作成している方を見つけたので即注文。
箱出しではセレクタースイッチがついていて60年代の米軍でライフルマンをやるのは適さない(本来はオートマチックライフルマンが全自動射撃可能のM14を持つ)ので電動ガンで再現するにはほぼほぼ思ったものができました。


 ↑1960年に撮られた冬季用トリガーを取り付けて記録したもの、セレクターロックになってる(Springfield Armory Museum より)

2.SAW買った


SAW買いましたMk.1の方
サバゲで使う使わない関係なしに80年代後半やりたかったので...
DLAロットのSAWポーチ探すのがめんどくさかった。

3.CAR-15買いました

 多分今年買った中で一番楽しいおもちゃ。ガスで動く。
 快調に動く季節が終わるまではサバゲ銃はこいつでいいや。なにより楽しいし

4.ヘルメット買った 
 
 誰がなんと言おうと特殊部隊です。

5.フラワリングナイト2020の配信を見た


ガキの頃はUstreamというのがあってだな

チケット買ってめちゃくちゃ楽しみにしてたけどご時世がご時世なので無観客配信してくれるだけでめちゃくちゃありがたかった。



(半年くらい米軍やってねえな... )

2020年8月6日木曜日

ぼくとTLBV

~近況~

生きてます

最近は知り合いの米軍マニアがゲーミングPCを買ったので寝ずにオンラインゲームしてます。
つい最近日本語化されたし、新しく出るガスブロのAKM欲しくなるゲームですね。



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さて、ここから本題です。

僕と米軍装備のTLBVの初めての出会いは大学一年生の頃で、先輩の知り合いから電動のM14を買ったときについてきた初期型が初めての出会いでした。多分ブラックホーク・ダウンのアレをやりたかったけど挫折した人だったんだな、とか思いました。

そんなこんなでその初めて手に入れたTLBVも知り合いに譲ってしまったりで、80年代の米軍をやるために、また知り合いから初期型のTLBVを譲ってもらったりしました。

つまりはまたTLBV買ったって話です。

しかしながら、80年代後半の「パナマのジャングル・スクールで演習中の第10山岳師団」の写真を見ると、試作型TLBVをなるものがあるということを米軍マニアから教えてもらいました。
初期型買えば済むとか甘い考えを持っていました。


上の写真は前の記事でも紹介したように、1987年にチームスピリット演習で韓国に展開した第17歩兵連隊第3大隊ですが、試作型TLBVは主に86年から87年初頭にかけて第7歩兵師団ならびに第10山岳師団、陸軍特殊部隊で演習によるトライアルを受け、細かい点を修正したものが改めて88年にTLBVとして採用されたそうです。

そんなこんなで試作型のTLBVを手に入れました、だって無いと第7歩兵の格好できないし...


わかりやすい差異としては「肩パッド部分に専用のパトロールパックと連結するためのDリングがある」っていう点が一番でかいと思います。
あとは触ってみたところで肩パッドのパッドが薄い。


初期型との比較(右と下段が試作型TLBV)




2020年5月28日木曜日

You ain't gonna jump no more!


前の記事よりの続きとなります

このブログをやろうと思ったとき、「装備解説とかはめんどくせーしやりたくねえなあ」とか思ってたけど、こればっかしは誰も書いてないっぽいので記事にします。


 ・パラシュートについて




 ↑左はMC1-1B、右はT-10パラシュート。パラシュートパックがナイロンでできているのも改良点の一つ

たまたま手元にきたパラシュートは「MC1-1B」型のキャノピーがパッキングされているものでした。
60年代からの米軍で使用されていたT-10パラシュートの血を引く、70年代に登場した改良型というイメージであってるかと思います。因みにMCは「Maneuverable Canopy」の略です。

T-10パラシュートと比べて
・ライザーにトグルでコントロールラインが追加され、降下時の方向転換が可能となった。(降下地点が狭い場合に有利らしい)
・キャノピー自体の素材がより強化された

とかなんとかあるみたいです(適当)
また、パラシュートハーネスも改良され、かつての「胸の金具を叩いてクイックリリースする」方法から三点式のクイックリリースフックに改良されたものになりました。

 ↑胸の金具をぶっ叩いてハーネスを解除してるところのイメージ図(BoB4話より)

T-10というか、スタティックラインを用いるパラシュートとかについての説明はいくらでも他のブログや本で紹介されてるはずなので、そっち読んでください。

・戦闘降下装備について
 
実際書いてる本人も調べてる途中なんで話半分に見てください。
1. Reserve parachute(予備傘)
上記で紹介したメインシュートのハーネスにReserve parachute(予備傘・写真のものは借り物)を取り付けます。
借りたものは60年代製造品なのでパックトレイがコットン素材になっており、60年代中頃からナイロン素材のものも登場しており、80年代では基本的にナイロン素材のものを使用
しているように見えます。

2.M1950 Weapon Case
 
 便宜上ここでは「武器ケース」と呼称しますが、本来は「M1950 Weapon Case」が正しい名前です。
このケースは基本的なM16ライフル、分隊支援火器(M249のこと)や60ミリ迫撃砲などを格納できるようになっています。
写真のものは60年代製造品となっており、80年代製造品では黄色いロープみたいなのが追加されており後述のロワリングラインへ通しタンデムロードをするためのものだと思います...(※手に入れたら追記します)




 大抵ネットショップで上がってるものはハーネスへ取り付ける金具が欠品しておりそれ単体では使えないことがほとんどです。
外側のポケットの意味は本来旧型のロアリングラインをしまうところでしたが、新型のものが登場してからは不要なポケットとなってしまっています。

また、降下後すぐに敵と交戦が予想されるような「ホットなDZ」へ降下する場合には、ケースを用いずに降下する場合もあるようです。
しかしながら、そうした場合には「空挺歩兵が着地の瞬間にケガを負う場合がある」「携帯火器が衝撃で破損、不発の恐れがある」と教本には警告には載っています。


そうした場合には上記二枚目のようにレシーバー部分やマズル部分にテーピングを施した上でパラシュートのストラップで固定することとなっています。今回は省略してしまいましたが、マズル部分と歩兵の脚でライフルを固定するレッグストラップが追加されます。
(※本来はマガジンを装填した上でテーピングを施します)


あとは米軍ものだからってM1950ケースはサバゲ用のガンケースには全く使いづらいのでおとなしく別のを買ったほうがおすすめです。 


その次へ続く(気が向いたら)